引きこもり歴15年の私が考える引きこもりにとって幸せな人生とは?

引きこもりにとって幸せな人生って何でしょうか?

 

毎日好きな時に起きて好きな時に寝る

 

毎日ゲームしてアニメみて家でゴロゴロして

 

面倒な人付き合いや仕事から離れて楽しいことだけやる

 

毎日が夏休みのような生活を送る

 

こんなところでしょうか?

 

現在こんな人生を送っていて楽しい!こんな人生を送りたいと思っている人

 

間違ってますよ!!!!

 

絶対こんな人生送るべきじゃない

 

引きこもり歴15年の私がこの人生の現実と辛さを交えつつ、私が思う引きこもりにとって幸せな人生と必ず直面する問題について紹介していきます。

 

引きこもり歴15年の現実と苦痛

そもそも好きなことだけやる人生は面白くない

たしかに、毎日好きなことだけやる人生は楽しいですよね

好きな事だけをやるんだから辛くなりようがない。

 

私も初めはそう思ってました

 

実際、楽しかったし、このままのんびりと生きていけたらなんて思っていました。

 

しかし、こんな楽しいはずの人生も5年で飽き、10年目からは苦痛へと変わっていきます。

引きこもり歴15年の私が、引きこもりにとって幸せな人生とは何か?幸せな人生を送るため必要な事や引きこもり人生の辛さや必ず直面する問題について紹介しました。

当然ですよね

 

どんな楽しいことも5年続ければ飽きても来ます

 

新作アニメやゲーム新しい趣味などを見つければいいと思うかもしれませんが、そんなドはまりできるゲームはホイホイ出てきませんしアニメの類も時間を持て余してる引きこもりは新作の数十タイトルを数日で観て、また見飽きているはずのアニメを繰り返しながす。

 

しかも引きこもりは、ほとんど仕事もしないので自由に使えるお金が少なく楽しめる趣味は多くありません。

 

自由なようで全く自由のない人生を送っています。

家族など周囲との関係が苦痛になる

引きこもり始めた頃、仲のいい家族だったとしても大体は関係が崩壊します。

 

当然、いつも家にいるわけですから親たちと顔を合わせる機会は学生や社会人の人に比べてとても多いです。

 

初めは自分が好きな事をしたいのにそれを親などに否定され、自分のことを理解してくれない親に怒りを覚える程度ですが、15年後はこうなります。

 

30代なのに働かないこどものため、おこずかいを渡し、それまで通っていた学校の学費を無駄にし、自分の老後を考えなければならないのに未だに子育て中、こんな状態がいつまで続くかわからない不安やストレス、そして、こどもへの失望

 

引きこもりは、一緒にいる時間が長い分、親や周りの人間からのそういった感情を直に感じてしまいます。

 

そんな親から受ける言葉はとても重い

 

親の気持ちも理解しているし改善しなければ、いけないことは分かっているが自分ではどうしようもなくなり

 

辛い悪循環が始まる。

努力ができなくなる

よく引きこもりが努力しないのは怠けているだけだ!とか言われますが

 

これは違います!

 

私は引きこもりが努力できないのは精神疾患の一つだと考えています。

 

つまり病気ですね!

 

これを読んでいる引きこもりの方たちは

 

俺は病気じゃねえ!とか

 

一緒にするな!とか

 

やろうと思えばいつでもやれる!とか言いそうですが

 

本当ですか?

 

もしも、努力したいのに引きこもりから脱出したいのに出来ず生活に支障を与えているならそれは病気ですよ!

 

私は努力しようとしたとき心にブレーキがかかったような感じになり、酷い時だと頭痛や発熱、倦怠感、めまいで病院に運ばれたこともあります。

 

私は専門家ではないので詳しい説明はできませんが昔受けたカウンセラーの先生によれば「変化がストレスになるのは脳がいつも同じを望むから」らしいです。

 

長年引きこもっていた人たちは、ほとんど変化のない人生を送ってこういった症状が出やすくなってる人たちなのかもしれませんね。

自分の現実に絶望する

学生の頃は、引きこもっていても何も感じなかった。

 

なぜなら周りの人たちとあまり変化がないから

 

学生時代引きこもっていた私はただ学校へ行ってないだけの人間だった

 

しかし、大人になればいくつもの変化が起きる

 

ある人は会社に入り何かの研究を始めたり

ある人は海外へ留学し語学を身に着けそのまま国際的な仕事に就いたり

ある人は結婚し家庭をつくる

 

そして、30代の自分はただ学校へ行ってない人から

 

仕事もなく

スキルもなく

幸せな家庭もない

 

そんな人間になる

 

好きな事だけを続け飽き始めた頃そんな自分を直視する時が突然来て絶望する。

引きこもりが必ず直面する問題

とても、つらく苦しく変化のない引きこもり人生ですが引きこもり続ければ必ず、どこかで向き合わなければならない問題があります。

親の死

1つ目は親の死です。

 

ほとんどの生活費を親頼りにしている引きこもりにとって何よりも大きい問題でしょう。

 

親が資産家でもない限り自分で自立しなければなりません。

 

生活保護があるじゃん!て思っている方!扶養照会て言葉聞いたことありませんか?

 

生活保護の申請をした人の親族に対して、この人を援助できませんか?て問い合わせを行うものです。

 

何のプライドも無ければいいのかもしれませんが、引きこもりの多くは今の状態から脱出したいと本気で思っているとおもいます。

 

そんな人たちは意外とプライドが高いですw

 

私もそうでしたw

 

兄弟や親せきなどに通知がいくのはきついです

努力して生きるか死ぬかの二択

2つ目が親が死んでしまった後の二択です。

 

努力して生きるか死ぬか......

 

いや死ぬなんかありえないだろ!て思っている一般人のあなた!

 

正直引きこもりの命はそんなに重くないですよw

 

なぜなら何も背負ってないからです

 

家族も責任も

 

ただ生きているだけ

 

だから大変な思いをして生きていくくらいなら死んだほうが楽だよなぁってなる

 

しかし詳細は省きますが、死ぬのも簡単ではない

対人関係

3つ目が対人関係です

 

もしも2つ目の選択で努力して生きるを選択した場合、次にこの問題に当たります。

 

なぜなら人はひとりでは生きていけないからです。

 

一般人の方は当たり前だと思われるかもしれませんが

 

引きこもりの方の中には私は1人でも全然生きていけると思っている方も少なくはないでしょう。

 

しかし、どんなに田舎で生活しようと生活必需品を手に入れるために人と関わりますし、どれだけ人と関わらないような仕事をしていても一人で完結するビジネスはないです。

 

必ず客や仕事のパートナーと関わることになります。

 

そこで必ずコミュニケーション能力が必要になっていきます。

 

今これを読んでいる人が引きこもり歴何年目かはわかりませんが、間違いなく年々、人と関われなくなっていきます。

 

自分ではちゃんと話しているつもりが相手側からすれば声が小さかったりとても早口だったり目線が不自然で変な人だという印象を与えてしまったり他人と話すこと自体がつらくなったりしていきます。

 

会話なんて誰だって普通に出来て当たり前だと思われるかもしれませんが、会話などの他人とのコミュニケーション技術も使わなければ無意識に衰えていきます。

私が思う引きこもりにとって幸せな人生を送るために必要な事とは?

こんなに色々と問題を抱えた引きこもりが幸せな人生を送ることができるのか

そもそも引きこもりにとって幸せな人生とはどんなものなのか考えてみました。

 

人が幸せを感じるものそれは、自由と家族の存在だと思います。

この場合の自由とは経済的、時間的な自由、趣味などです。

 

しかし、それらを引きこもりの人間に合わせた形で手に入れる必要があります。

 

そのために必要なことを紹介していきます。

努力することを覚悟する

自分に才能やお金がない限り、最低限の努力は必要になってきます。

 

まずは気合です!

 

といってもなかなか難しいですよねw

 

しかし、少しづつでいいので先へ進むことを常に意識するようにしましょう!

引きこもり向けの仕事に就く

やはりお金は何より大切です!

 

自由を手に入れるだけではなく

 

自分自身でお金を稼げるようになればそれだけで自信もつき心が豊かになっていきます。

 

しかし、引きこもりの人がいきなり普通の仕事に就くのはなかなかハードだったりします。

 

なので、引きこもり向けの仕事に就くことをお勧めします。

 

当ブログでも近いうちに引きこもり向けの仕事についての記事を掲載する予定です。

自分に合った生活環境を用意する

引きこもりは常に周囲の環境などに敏感に反応してしまいます。

 

例えば、家族のそっけない態度に激昂したり近所の騒音に過敏になったり

 

そういった普通の人なら軽く受け流せるものでも過剰なストレスになってしまいます。

 

なので自分にとってストレスになるようなものを書き出し、少しずつでも関わらずに済む環境を整えましょう。

 

ちなみに私は都会育ちなのですが現在、地元での一人暮らしを経てド田舎で生活していますw

 

私の引きこもり時代はストレスから毎日イライラし体調崩し気味でしたが

 

ストレスの原因である人間関係を断つことで少しづつ回復し田舎へ移住することにより心が浄化していくのを感じましたw

 

自然のすごさを感じたw

 

しかも一度こころが浄化されれば自然と他人と関われるようにもなっていきます。

 

ネットさえ繋がれば正直不便はありませんし嫌な人間関係から解放され毎日楽しく過ごせるので田舎移住はとてもおすすめですよ。

 

 

結婚に挑戦する

お金と環境が整い落ち着いたら結婚を考えてみましょう。

 

引きこもりの皆さん!

 

今、寂しいですか?

 

私は引きこもり始めて15年寂しさを感じたことがありませんでした。これを書いてる自分もびっくりなのですが一瞬も寂しさを感じたことがありません。

 

それどころか一人が最高でした

 

友達も恋人も途中から家族もいない環境で15年も生きてきましたが他人とのつながりが欲しいと思ったことはありませんでした。

 

しかし、16年目いきなり寂しさが到来しました

 

何がきっかけというわけではないのですが、一人でいることがとても辛くなってきました。

 

おそらく人間関係に嫌気がさしている引きこもりは自然と一人でいることに安心と安らぎを感じるのかもしれません

 

しかし、心が落ち着いていき他人を受け入れられるようになったタイミングで寂しさがやってきます。

 

きっと引きこもりはきっと誰よりも家族が欲しく、また誰よりも家族が必要な存在なんだと思います。

 

なので、ぜひ結婚に挑戦してもらいたいです!

まとめ

引きこもりにとって幸せな人生とは

 

嫌な人間関係から離れ経済的、時間的な自由を手にし温かい家庭を築くことだと思います。

 

しかし、一般人とは違いこれらを手にする方法が引きこもり向けの方法をとらなければならないということです。

 

そういった方法についての記事を随時追加していくのでよかったら見てみて下さい。

pairs2

おすすめの記事